余興で夫婦でコントをして欲しいと頼まれ、練習方法も分からずに苦労したという、あくせるさん。

披露宴に馴染むような内容で且つ、間延びしてしまわないコントを考えなければならなくて、、、。

練習方法や、本番を終えての反省点なども語って下さったので、余興をする方は参考にしてみて下さい。

  • お名前:あくせる(男性・40代・会社員)
  • お住い:京都府八幡市
  • 結婚式に参加された日:2015年4月
  • 新郎新婦との関係:友人として出席
  • 悩み:余興の準備
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余興でコントをお願いされて極度のプレッシャー

共通した趣味を持つ者同士のコミュニティで知り合った子の結婚式でした。

彼を中学生の頃から知っておりますが、今回結婚すると言うことで我々夫婦は結婚式と披露宴に招待されました。

そんなある日、突然「余興してもらえませんか?」と直々にお願いされました。

余興ぐらいで直々にお願いとはなぜだと思っていると、

「歌とかじゃない方がいいんですよねー。コントとかありがたいんですよねー。もちろん夫婦で。(にっこり)」

と、無茶を言ってきました。

その日から、夫婦でネタを考えて日々練習しました。

コントなんてしたことありませんから、練習の方法もわかりませんでした。

そして当日です。

もう結婚式どころではなく、挨拶などとはまた違う緊張です。

恐ろしいまでのプレッシャー、笑わせなくてはいけないというプレッシャー、うけなかったらどうしよう、しらけたらどうしよう、、、

最初からずっとこのプレッシャーで、おいしいはずの食事も味がしない状況でした。

そして本番です。

緊張した甲斐あって、結構うけました。

動画配信サイトでコントを見まくって勉強

余興でコントをする場合、相当なリスクが伴います。

基本的に結婚披露宴の場は明るい雰囲気ではありますが、コントの様な明るさとはまた違う明るさですので、コントがその場に馴染むかというと、そんなに馴染みません。

その前提で中身を考えないと、いざ本番、想定と違う雰囲気に焦ってしまい失敗してしまう可能性があります。

その様なリスクを回避するには一番良いのは反応をしてくれる人を探しておくこと。

友人などにお願いをして、笑うなら笑うでしっかりと声をだして笑ってくるようにお願いをしておくとよいです。

この友人の笑い声で、披露宴の明るさがコントの雰囲気に耐えうるものに変わります。

そのように会場の空気がコントに馴染むと後は楽なもんです。

そして一番陥りがちなのが、一本調子になること。

当然プロではありませんので、そこまで必要なのかと思ってしまいますが、このコントを行っている者同士の掛け合いが非常に重要になってきます。

ツッコミにしても一本調子に「なんでやねん!なんでやねん!」とやっていても段々、雰囲気が沈殿してきます。

微妙な間合いや、声色や、自分自身の雰囲気を変える必要があります。

これは割と感覚的な部分も含まれてしまいますので、わたしは動画配信サイトなどでひたすら色んなコメディアンの方々のコントを見まくりました。

色んなコントを見て、色んなボケやツッコミを体で覚えさせるイメージでこの難しい空気感を解決しました。

本番までに第三者に見てもらう事も必要だったと後悔

本番に向けて結構な練習をしていたのですが、夫婦二人でひたすら練習をしていただけで、第三者に見て貰うという事はしませんでした。

それによって本番初めて第三者の目に晒された訳ですが、その第三者に見て貰うという事によって起こってくる緊張感に翻弄されてしまいました。

落ち着いて言葉を発しているつもりですが、やはり無意識に緊張をしていたためか、どうしても早口になってしまいがちでした。

早口になるとコントは本当に滅茶苦茶になります。

余興と言うことで当日のお楽しみという感覚がありました。

当日出席する友人とか第三者に見てもらい、緊張感に備えることや意見を聞いておけば、もう少し本番は落ち着いてコントを披露することが出来たのではないかと思います。

良かったことは、子育て以外に夫婦でこれほど団結して物事に取り組んだのは久しぶりでした。

なので、今まで忘れていた様な感覚を思い出して、改めて家内とのコミュニケーションを見直す機会なった事です。

【余興に関する参考記事はこちら】
【お悩み別のお呼ばれ体験まとめはこちら】

長時間でも飽きない企画満載のアットホームな披露宴

長時間でしたが、出し物が非常に多い結婚披露宴でした。

普通は長くても2時間30分くらいだと思うのですが、今回の披露宴は3時間30分くらいの長時間の披露宴となりました。

その間、飽きさせる事のない出し物を、我々趣味の集まりの皆で考えて、それぞれに披露していました。

会場が用意するような企画だけでは無く、手作り感もあり、そして、アットホーム感が前面に出ていて良かったと思いました。