結婚式にサプライズムービーを自主制作することを考案したけんさん。

余興がない披露宴だっただけに、新郎新婦はもちろん、双方のご家族にも感謝されたようですね。

制作までの苦労はありましたが、余念のない準備が非常に参考になりましたので詳しくお聞きしました。

  • お名前:けん(男性・30代・会社員)
  • お住い:広島県東広島市
  • 結婚式に参加された日:2015年7月13日
  • 新郎または新婦との関係:友人として
  • 悩み:余興の準備
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サプライズムービーを作成する時間の確保に難航した

私の出席した結婚式は余興を行わない披露宴でしたので、

サプライズムービー

を作成して上映しました。

サプライズということで、友人と密かに打ち合わせを行い、新郎の高校や行きつけの居酒屋などでロケやコメントをもらうなどの準備を行いました。

打ち合わせの段階で、どういうムービーにするかが、なかなか決まらず、居酒屋で飲んでいる風景を撮ったりして、完成するかどうか不安はありました。

また、ムービーに登場する予定のメンバーの予定が合わず、ロケがなかなか進みませんでした。

私自信が動画作成を趣味で行っていたので、楽しんで作成することができましたが、多く時間がとれるわけでもなかったので、作成する時間を作ることが大変でした。

友人も平日は時間がとれなかったので、休日にロケを行い、平日の夜に編集を行いました。

また、結婚式2週間前から作り始めたということもあり、前日ぎりぎりに完成という形でした。

LINEを上手に使いながら連携したのがポイント

サプライズムービーは、BGMが決定していたので、新郎の友人から頂いた昔の写真などをLINEにアップしてもらい、ロケで収録した動画などを加えて、とりあえず作成しました。

試作したムービーは、LINEの友人とのグループにアップし、チェックを行いました。

LINEを有効に利用することで、打ち合わせも可能ですし、付け加えたい写真などもアップできるので、大変便利でした。

ムービーに参加予定のメンバーも、顔写真とメッセージをLINEにアップしてもらって、動画に加えました。

短いメッセージだと一度に表示できるのですが、長いメッセージについては、エンドロールのような形で流れるように工夫しました。

メッセージはできる限り短いほうが有り難かったです。

実際に顔を合わせて打ち合わせできる時間はわずかでしたが、LINE上での打ち合わせは空いた時間でできるので、作成期間が短くても効率的に進めることができました。

行き当たりばったりではない事前準備が大事!

ムービーなどの余興は、早い段階で作り始めることがいいと思いました。

結婚式までまだ時間があると思っていても、仕事や個人の予定などでなかなか時間が取れない場合が多いです。

そのため、

どんなものを行うかなどをある程度イメージして打ち合わせを行う

類似するものをyoutubeなどで探してみたりする

など、時間がとれるうちに進めておくことが重要です。

最近ではネット上に数々の動画がアップされていますので、参考資料は多く存在すると思います。

また、大勢のコメントなどが必要な場合は、

LINEやfacebookなどを有効活用すると大変便利です。

また、サプライズではありますが、

あらかじめ結婚式場に相談や連絡を忘れないでください。

プロジェクターなどの設備がオプション扱いであったり、披露宴会場が余興などに対応できなかったりという場合もあります。

結婚式当日に突然申し出ても、対応できないかもしれませんので、式場には必ず相談しておくことが大切です。

【余興に関する参考記事はこちら】
【お悩み別のお呼ばれ体験まとめはこちら】

自分たちが作ったムービーが喜ばれて本当に良かった

今回の結婚式では、新郎新婦が余興を予定していなかったということもあり、

私と友人で作成したムービーが余興の役割を果たして、ご家族の方にも喜んでいただきました。

ムービーが始まると新郎新婦ともに驚いており、お互い顔を見合わせていました。

動画の中には新郎の高校時代が今とほとんど変わっていなかったり、新郎のお父様も同じ高校の出身ということもあり、親子で懐かしんでいる様子でした。

私と共通の趣味であるスノーボードの動画をプロモーションビデオのように編集したりなど、遊び心満載の映像となりました。

新郎は特に喜んでおり、挙式後も自宅で何度か観たとのことでした。

また、コメントなどは映像の最後のほうに配置し、最後にはエンドロールも付けるなど、短編映画のようなイメージでした。

専門業者に依頼すればもっと凝った動画が作れるのかもしれませんが、素人の作成した手作り感のある動画もなかなか面白いと思いました。


当事者である新郎新婦も参加者に負担をかけないために、敢えて余興をしなかったのかもしれません。

だからこそ、友人たちの思いが詰まったサプライズムービーは結婚した当事者達だけでなく、家族も喜んでくれたのではないでしょうか。

打ち合わせの時間をSNS等を使って上手に確保するのは現代だからこその知恵。

何もムービー制作だけに限らず、余興の準備で中々集まれない時には徹底的に活用する事をおすすめします!