友人の結婚式は偶然にも自分と同じ式場で、不愉快な思いをしてしまったという、ゲストAさん。
新郎新婦は何かとゲストに気遣わなければいけない、という事を改めて考えさせらるような体験談です。
色々と参考になるお話を、ご自身の結婚式の時のエピソードも合わせて語って下さいました。
- お名前:ゲストA(女性・30代・会社員)
- お住い:兵庫県西宮市
- 結婚式に参加された日:2011年12月10日
- 新郎または新婦との関係:学生時代の友人として出席
- 悩み:招待状の返信、ご祝儀などに関する結婚式のマナー
友人の配慮が欠けていて、不愉快な思いをしてがっかり
出席したホテル(挙式・披露宴会場)が、1年前に私がしたところと全く同じでびっくりしました。
しかも、急に受付を頼まれ、リストも非常に見にくいもので、その後のお礼もなしでした。
私の場合は、御車代や受付やスピーチをしてくださった方には謝礼をお渡ししていたのですが、それもなかったようで、遠方からきていた他の友人は不満そうでした。
引き出物も罰ゲームのように、御湯呑み、急須セットで重いだけです。
わけのわからん手作りの飴玉一個より、お花一輪の方が嬉しかったなーと思いました。
ブーケやドレス、卓上花、テーブルクロス、全て似たようなもので明らかに下でしたが、共通の友人も引いていました。
会場くらいなら同じでも偶然かと思うのですが、あそこまで真似されると不快で仕方ありませんでした。
お料理はランク低めで、期待していた割には美味しくなく、がっかりでした。
私の時もそうだった???とか思ってしまいました。
ビールもアサヒと言っているのに、キリンを持ってきたホテルの人もなんかだいけてなかったように感じました。
自分の挙式の時は、念入りに準備をして挑みました
私が挙式・披露宴にあたり、一番重要視したのはチャペルでした。
なので、ひとまず雑誌(ゼクシイ)などで、何件かピックアップして、週末に彼と見に行ったり、模擬挙式、お料理試食会に積極的に参加しました。
その甲斐あり、納得のいく会場になりました。
そこからプランナーさんとの話し合いが続き、私の家業上招待人数も多かったし、どうしても気候の良い季節の大安がよかったので、プランも一番上の物にしました。
招待状やその他諸々、筆耕を依頼したり、「オリジナル」はなかなか厳しいと判断し、全てホテル側にお願いしました。(もちろんオプションですが)
テーブルクロスやお花など、はっきり言って何でもよかったのですが、彼がすごくこだわっていたので、同意する感じでお任せしました。
ブライダルエステとネイルもオプションでつけました。
ドレスがデコルテがあいているものだったので、少しでもキレイな方がよいかなと全身ブライダルエステを3か月くらい前から、週に1度通っていました。
ネイルは、式前日だけでした。
結局、ホテルは、中世ヨーロッパを思わせるような比較的新しいホテルで、人気が高く、1年も前から予約していました。
ただ、会場を決めるにあたって、ゲストに配慮して立地条件も大切かと思います。
せめて駅から離れていたら、マイクロバスなりタクシーを用意したり、せっかく来てくださっているのに、せめてもの誠意は見せた方が後々の為だと思います。
私の例を挙げると、大阪市内主要駅から、徒歩5分以内、神戸や京都のゲストもいたので真ん中にしました。
金額は、私のエステやネイル、御車代などを省くと約600万円で、親族の仮衣装と着付け・メイクはこれに含まれています。
結婚式ではゲストに失礼のないように気をつける事が重要!
結婚が決まったら、どうしてもウエディングハイになりがちな傾向
にあると思います。
でも、あくまでも「お披露目」であって、ゲストに失礼のないように気を付けなければならないのが重要だと思います。
招待状や席次表など、常用漢字ではない方も多数いらっしゃると思うので、事前に確認する事が大事です。
特に氏名の間違えはあってはならないし、いきなり招待状を送りつけたり、今はラインやメールで「来てね」的に軽く言う方がいらっしゃると聞きました。
遠方などではない限り、やはりお顔を見てお願いするなり、事前に電話でお願いするなり
のことはしておいた方がいいかと思われます。
結婚式にあたって、苦労した経験というのは、どのカップルも多かれ少なかれ喧嘩等あると思いますし、私はそんなになかったような気がします。
あえて言うなら、たった1日の為に、大金を使ったのは、後悔しています。
あくまでもスタートですので、最低限のことは必要ですが、これからの生活設計を考えるとこの出費はのちのち響くような気がします。
席が入口付近だったので、何かあったら外に出やすくて良かった
これは良かったなという事はほとんどなかったのですが、席が出口付近だったので、余興の太鼓がうるさい時や、つわりの時にすぐ外へ出られました。
そこはガーデンになっており、ゆっくり休憩できたことがよかったかなと思います。
シェフが会場でお肉をすごい火の中で焼いたりして演出が派手でした。
しかし、そのお肉が料理として出てくることもなく、どないやねん!とツッコミどころ満載の披露宴でした。