気持ちが最高潮の婚姻届の提出時。こんな時こそ、ついつい大事な物を忘れがち。
必要な書類や持ち物、提出場所や時間などは、この記事をブックマークし、事前に確認しておきましょう。
また婚姻届の提出後は、住所や氏名の変更に伴い、様々な手続きも必要になってきます。
婚姻届の提出前後のチェック事項をまとめましたので、参考ください!
提出時の必要書類と持ち物について
それでは、まずは婚姻届の提出時に必要なものからです。
婚姻届の提出時に必ず必要なもの
・婚姻届 1通
・戸籍謄(抄)本
・身分証明書
本籍地以外の役所に提出する場合のみ、戸籍謄本が必要となります。
戸籍謄本は本籍地の役所でもらうことができます。
また、免許証やパスポートなど、写真つきの公的な証明書を用意しましょう。
この他、一緒に持って行った方が何かの時に安心な物としては、
・2人の旧姓の印かん
になります。
万が一書類に不備があり、訂正が必要な場合に備えて持って行くと安心です。
可能であればになりますが、証人の印かんもあるとバッチリです。
婚姻届の提出場所と時間について
提出時に必要な物がチェックできた所で、お次は提出する場所や時間についてです。
婚姻届を提出する場所
提出場所は、
・夫の本籍地または住所地(所在地)
・妻の本籍地または住所地(所在地)
の役所または出張所で提出することができます。
「本籍地または住所地」にしか提出できないと思っている人が多いようですが、ここで注目したいのが「所在地」です。
リゾートウェディングなど、当日に滞在先で婚姻届を出したい場合もありますよね?
「所在地」であれば、どこで提出してもいいのです。
つまり、日本全国どこの役所でも受け付けてもらえるというわけです。
婚姻届を提出できる時間
婚姻届は365日・24時間いつでも提出することができます。
夜間や休日で窓口が閉まっている場合は、守衛さんが預かってくれます。
厳密にはこの時点では「受理」ではありませんが、提出した日にちが入籍日になるので安心してください。
ただし、小さな出張所では夜間・休日対応をしていない場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
夜間・休日はここに気をつけよう!
窓口で提出した場合はその場で内容をチェックしてもらえますが、
夜間・休日に提出した婚姻届については、翌の開庁時間に審査となります。
もし、その際に記入漏れや訂正箇所が見つかった場合は、希望の日にちで受理されない場合があります。
仕事の都合で夜間になってしまう場合、あるいは希望日が休日に当たる場合には、
提出する前日までに、あらかじめ役所で内容をチェックしてもらっておくと確実です。
提出方法は郵送や代理人でも可能?
婚姻届は結婚する2人、もしくはどちらか片方が提出に行く場合がほとんどだと思いますが、
実際は、代理人や郵送でも提出が可能です。
忙しくて窓口まで行けない!という場合の手段として覚えておくといいでしょう。
ただし、代理人が提出にいって訂正箇所があった場合は、その場で受理とはなりませんので注意してください。
婚姻届の提出後に必要となるものや変更しなければならないもの
ここまでが婚姻届の提出前にチェックしておきたいことになります。
続いて、婚姻届を提出した後に、合わせて変更や手続きが必要となる事をチェックしておきましょう。
特に女性の場合は、苗字が変更になる場合が多いので、しっかりと押さえておきましょう。
結婚と同時に引っ越しをする場合
入籍後に引っ越しをする場合は、
●婚姻届が受理されて新しい戸籍ができたら、戸籍謄本をもらう
●引越し前に旧住所地で転出届を申請
●引越し後に転入届を提出
また、必要に応じて印鑑登録や国民健康保険・国民年金の加入も合わせて行いましょう。
★氏名変更が必要なもの
引っ越しをしない場合でも、苗字が変わった場合には、変更手続きが必要です。
具体的に変更手続きが必要な物をリストアップしましたので、チェックしておきましょう。
・運転免許証
・銀行口座
・パスポート
・クレジットカード
・携帯電話
・自動車変更登録
これらの手続きの際には、新しい住所・氏名を証明できる住民票が必要です。
時間の都合上、一度に全て変更手続きが出来ない場合も多いと思いますが、
運転免許証を持っている場合は、一番はじめに手続きする
と、住民票を毎回持ち出さなくてよくなるので、後の手続きが少し楽になりますよ♪
いかがでしたでしょうか?
婚姻届の提出はそんなに難しい手続きではないので、これらの項目を抑えておけばバッチリ!
その後の色々な変更手続きの方が何だか大変そうですが、優先順位を把握しておいて効率良く行えばスムーズにできますよ。