披露宴の最初の演出である、新郎新婦入場。
出だしはやっぱり重要!という事で気合を入れて曲探しをする方が多いです。
特に入場曲でその後の披露宴の雰囲気も変わってくるほど重要な印象を残す箇所になりますね。
どんな曲が適しているのかな?邦楽にすべきか洋楽でいくか?
そんなお悩みに役立つよう、今回は入場の選曲について詳しくご紹介します。
入場曲ってどんな点を意識して決めていけばいいの?
まず、結婚披露宴のオープニングである、新郎新婦の入場ってどういう流れなのでしょうか?
会場や披露宴のスタイルによって多少違いはありますが、ここでは一般的な流れを例にみていきましょう。
披露宴会場への入場の場合は、ゲストは席に着いた状態で新郎新婦の入場を待ちます。
司会から「新郎新婦の入場です。」等アナウンスがあって、入り口のドアが開くと新郎新婦がゲストに一礼してから歩き始める…といった感じですね。
そして肝心の曲は、
ドアが開くタイミングで盛り上がりがピークになるようにする
これが定番ながら最もインパクトのある入場になります。
さらに、
●入場して、ゆっくり歩いて高砂に向かうまで何分ぐらい曲が必要か
●会場の広さや歩くコースによって何分ぐらいかかるか
こうしたことを式場側のスタッフと確認しながら、アナウンスと同時に流すか、それともアナウンスの後に流すかなどを決めていきましょう。
また、曲を選ぶ際には、
◆「明るく」「華やか」な雰囲気にしたいのか
◆「感動」や「泣ける」雰囲気にしたいのか
◆二人の「幸せになります」という決意を伝えたいのか
といったテーマを決めて、それに合う曲を選曲していくのがポイントとなります。
もちろん、サビのタイミングや歩きやすいテンポといったことも重要な選定基準となりますね。
入場曲にふさわしい日本人アーティストの邦楽曲は?
入場曲を意識するポイントを抑えたところで、具体的にどんな曲が入場曲にふさわしいのか。
採用する、しないは別として入場曲としてふさわしい曲を見ていきながらイメージを膨らませていきましょう。
ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌にもなったので、誰もどこかで耳にした事のある名曲でしょう。
オリジナルはゆったりとしたテンポなので、入場曲としては少し遅く感じると思います、そこでCDに収録されているclub mixをオススメします。
サビに入るまでのメロディーから、一転してサビに入ったときの曲調がとにかく華やかで、アップテンポなリミックスがオシャレなアレンジです。
●Wedding Celebration [ Q;indivi starri ]
クラシックやウェディングの曲を可愛らしくアレンジして、結婚式の定番になりつつあるQ;indivi。
その彼らのオリジナル曲ですが、どこか聞いたことあるような耳なじみのある「Still Dreaming」がおすすめです。
透明感のあるボーカルと、宝石のようなキラキラのアレンジが華やかでウェディングにぴったりです。アップテンポで歩きやすい曲です。
●恋するフォーチュンクッキー Type A 通常盤(マキシ+DVD複合)
いわずと知れた大ヒット曲なので、イントロから何の曲か分かるゲストも多いはず。イントロでしっかり掴んじゃいましょう!
明るくて楽しい曲調なので、ボーカルなしでも充分盛り上がる曲です。
1分半~2分でサビのタイミングなので、ポイントだけでも振り付けを真似すれば、オープニングからさらに盛り上がるでしょう。
入場にふさわしい海外アーティストの洋楽曲は?
続いて海外アーティストの洋楽曲も3つ代表曲をピックアップしてみましたので、ぜひご参考ください。
●【送料無料】 Enya エンヤ / Very Best Of Enya 輸入盤 【CD】
映画「冷静と情熱のあいだ」の主題歌となったWild Child。こちらは日本でもなじみのある曲ですね。
Enya独特の澄んだ歌声と、壮大なメロディーが品格のあるセレモニーにぴったりです。
テンポもゆっくりなので、曲に合わせて歩けば、知らず知らずのうちに歩く速度が早くなってしまうという失敗も防げます。
クラシックの名曲「パッヘルベルのカノン」のアレンジ曲です。
かつてスウィートボックスとして活躍したメンバーによる楽曲といえば、イメージが沸く方も多いのではないでしょうか。
原曲よりの上品さ、ダイナミックさは残しつつ、原曲よりも明るく、華やかなので結婚式にふさわしい曲となっています。
●Coldplay コールドプレイ / Viva La Vida Or Death And All His Friends 輸入盤 【CD】
世界的にヒットしたColdplayの名曲です。誰もが一度は聞いたことのあるメロディーと美しい歌声が印象的。
イントロから曲に入るまでの間が、ドアオープンまでのタイミングにバッチリあうので、インパクトのある入場シーンが演出出来そうです。
入場曲を選曲する際のポイントは、
入場曲だけを点でみるのではなく、結婚披露宴の全体の調和を考えること。
入場から、乾杯、中座やお色直し、両親への花束贈呈など、使用する曲の一貫性は大事にしたほうが結婚式全体が引き締まります。
邦楽、洋楽、クラシックなど、必ずしも曲調を統一する必要はありませんが、何度も聞いてみて違和感がないかを注意してセレクトすることを心がけましょう!