初めての結婚式参加でマナーが分からず、インターネットをフル活用して調べまくった、おネギさん。
終わってみれば、マナーにとらわれ過ぎるより、式を楽しもうとする事が大事と実感したようですね。
そんなおネギさんが結婚式に参加された際の苦労話を御覧ください。
- お名前:おネギ(男性・30歳・営業職)
- お住い:東京都世田谷区
- 結婚式に参加された日:2015年7月11日
- 新郎または新婦との関係:友人として出席
- 悩み:招待状の返信、ご祝儀などに関する結婚式のマナー
初めての結婚式参加で、細かなマナーに不安
披露宴や二次会に呼ばれることは稀にありますが、結婚式から参加させてもらったのが初めてでした。
私が何か常識外れな行動を起こしてしまうと友人に恥をかかせてしまう可能性がありますので、
正直私自身の結婚式の時よりもマナーや服装では気を使いました。
まず返信葉書ですが例えば「御」を消す等の基本的な事柄は耳にしたことがありますが、細かい箇所は知りませんでした。
次に実際の式ですが、参加させていただいたのはホテルの中に作られたチャペルで行われました。
友人との関係はミッション系の同級生だったので讃美歌は歌える友人ばかりでしたが、いざ結婚式のマナーとなると学校では教えてくれません。
披露宴でも友人に恥を欠かせないよう緊張は続きました。
特に挨拶やスピーチを依頼されていた訳ではありませんが、何をして良くて何をしてはいけないのか、明確に説明しろと言われてもできません。
しかも私の性格上絶対に盛り上げたい!という勝手な希望もありました。
疑問点はネットを活用し、最低限のマナーを意識して参加
返信用はがきについてはひたすらウェブで検索しました。
宗教上の問題なのか明確なルールがないのか、間違えているサイトがあるのか理由は不明ですが、返信用葉書1つ取っても色々な作法がありました。
私の場合ですとウェブで複数ページを見て、1番多い意見を採用して無難に仕上げた感じです。
【当サイトの招待状返信マナーの記事はこちら】
未だにそれが正しいのかはわかりませんが、マナーとは相手に不快感を与えない為にある物!と割り切って書きました。
また、
私はとても字が下手で汚いので1文字1文字を丁寧に書くこと
とにかくこれだけはせめて!と意識して書きました。
式につきましては、司会進行の方が度々「ご起立下さい」や「ご着席下さい」とアナウンスして下さるのでただただそれに従って行動していました。
周囲の方々もやはり特別詳しい方はいらっしゃらないらしく、同じような方が沢山見受けられました。
披露宴についてですが、最初の入場は流石に仰々しさもありました。
しかし、1度始まると新郎様のご希望でとっても緩く、明るく、笑いの絶えない披露宴で思っていた以上にラフだったので助かりました。
途中で流れるムービーも要所々々に笑える要素が含まれており、会場全体が爆笑していたのは非常に印象深かったです。
私個人の勝手な希望である盛り上げたい!という希望ですが、式がそのような感じだったので茶々を入れたりしやすく私自身も非常に楽しめました。
あまり気張り過ぎず、相手を、周りを不快に思わせない程度の最低限のマナーを守れば良いと自分に言い聞かせたので実現したのだと思います。
事前にマナーの下調べと、当日は周りに合わせた行動で
結婚式の場合、招待状が届く前に出欠を電話なりメールで聞かれるかと思います。
返信葉書が遅くなってしまうとやはり相手も人数調整等で大変な思いをする可能性もあると思います。
そこで、連絡が来た時点で
自信のない部分だけでも調べて最低限のマナーを頭に叩き込んでおく
これをお勧めします。
私の場合は葉書が届いてから色々と調べだしたので、大慌てで対応した感じになってしまいました。
式の最中の行動についても、やはり一般人で式に非常に詳しい人はそうそういません。
周りを不快に思わせないようにと意識し、
司会進行している方の言われた通りにしていれば
目立つようなこともありません。披露宴も式同様で大丈夫です。
私がまた別の方の式や披露宴に参加させていただけることとなったらもう少し緊張をほぐして、良い意味で開き直ろうと思っています。
マナーとは周囲を不快に思わせない為にある物だと思います。
新郎新婦もゲストを楽しませようと必死に考えているはずですのでそちらの方がwin-winの関係だと思います。
母親への感謝のお花渡しに感動
式の最後の方に新郎は新郎の母へ、新婦は新婦の母へ、1輪の花を渡していた姿には感動しました。
私も結婚式は経験したのですが、やはり新郎新婦は自分の母へは色々と思うところもあります。
「生んでくれてありがとう」「育ててくれてありがとう」
という気持ちをちゃんと口に出して行動で示すということはとても素敵なことだと思います。
別に結婚したから親子の縁はお別れという訳ではありませんが、1つの節目として素晴らしい行動だと思いました。