地方出身で、都内など都市部で結婚式を挙げる方にとって大きな悩みとなるのが、
お車代やホテル代
人数が増えれば増えるほど当然コストがかかりますので、ご祝儀を差し引いても赤字になる可能性もありますよね。
実際に大人数の結婚披露宴を行ったkerokeroさんも大変だったようですが、
なるほど!というアイデアで上手に乗り切ったようですね!ぜひご参考ください。
- お名前:Kerokero(女性・30歳・会社員)
- お住い:東京都豊島区
- 入籍日:2012年5月5日
- 結婚式:2012年11月10日
- 結婚式(披露宴)をした場所:
- 結婚式のスタイル:教会式
- 披露宴:120名
- 最も大変だったこと:お車代、ホテル代
遠方からの参加者に対するお車代、ホテル代や交通費の悩み
新郎新婦揃って地方出身だったため、最も頭を悩ませたのはお車代、ホテル代についてどの程度負担するかを夫婦で決めることが大変でした。
実際に負担した交通費もかなりの金額になりました。
旅行会社の団体パックをお車代やホテル代として活用!
お車代がかなりの金額になったので、
親戚や友人などについてはあえてこちら側から旅行会社に依頼。
まとめて宿・交通費を手配することで節約しました。
同じ地域から12-13名程度がまとまっていたので、JTBなどの旅行代理店に直接、団体パックを組んでもらいました。
結果、周辺の観光地のクーポンなどもつけてもらい、かなりメリットが出ました。
デメリットとしては、全員同じ飛行機になってしまうため、親戚と地元の友人が同じ飛行機になってしまうこと。
ただ、付き合いの長い友人なので特にきまづいこともなく両親や親戚と話が弾んだ、と言ってもらえてよかったです。
当初、式から呼ぶ人、披露宴から呼ぶ人、二次会から呼ぶ人と招待客をカテゴリわけしていましたが、
管理が大変になってきたことや、そこで優劣をつけるのもいかがなものかという議論になり、結果として全員を披露宴に呼ぶことにしました。
その他の準備も難航が続く
その他、夫側の職場招待客のテーブル配置(役職で優劣をつけるか、関係性で優劣をつけるか)も中々決まらず、
妻側の主賓テーブルにも影響し、席次表印刷の当日朝までかかってしまったことを覚えています。
招待状の宛名は、心を込めて手書きするべきだという夫と、大切なものだからこそ見苦しくないようプロにお願いすべきだという妻とで意見が別れました。
また、介添えさんにお礼を渡すべきか否かでは、両家の母親の意見が食い違って困りました。
主賓スピーチをお願いする人の選定も大変で、
新郎新婦双方で格を揃えるべきか、関係性で選ぶべきか?
など、格を揃えた結果、妻側は普段あまり一緒に仕事をしていない偉い人に依頼することとなり、
「なんだか人柄がよく見えないスピーチだったね。」
と親戚に言われてしまいました。
インターネットの口コミや掲示板をフル活用して1つずつクリア!
インターネットの結婚に関するサイト(ゼクシィ、ウェディングパーク)で参考にしました。
その他、結婚式場スタッフや司会者にアドバイスをもらいました。
また、職場で先に結婚していた人や、同じく先に結婚していた親戚などにアドバイスをもらいました。
●遠方からのお車代金額、その負担範囲
●余興や二次会幹事へのお礼の内容
●友人テーブルの配置の決め方
●ブーケトスは失礼に当たらないか?
など、正解の幅が広いような決め事については
インターネットの悩み相談掲示板(Yahoo知恵袋や教えてgoo、発言小町など)に投稿し、世間の常識や正直な心情を回答欄で学んでから夫婦で話し合って決めました。
自分のことにも目を向ける余裕が欲しかった
結婚式を終えてみて、今となって振り返ると、
ゲストに失礼のないようにということばかりに頭がいってしまい、もう少し自分たちに気を配ればよかったと思っています。
特に、当日調整の中身については、
曖昧にせず、もっときちんと確認しておくべきだったと反省しています。
具体的には、ヘアメイクについて。
有償でメイクリハーサルまでして、前髪の長さが中途半端だったので「当日までに切ったほうがよいですか?」と聞いたところ、
「当日うまいこと調整するから大丈夫です」と言われそのままにしていました。
ただ、希望としては、ドレスのときは横に流し、和装の時はパッツン前髪で印象を変えたいとリクエストしておきました。
でも、当日お色直しの際「前髪長いので横に流しましょうね」と言われてしまい、
「パッツンにしたいので切ってください」とお願いした所、「ここはそういう設備がないのでできません」と・・
時間も迫っていたし、友人の紹介でお願いしたメイクさんだったので渋々そのままにしたが、一生に一回だからこそ思い通りにしたかったです。
ゲストに喜んで頂けたので結婚式をして本当に良かった
やはり、遠方から来て友人にも「花嫁姿も見られて、観光までできて本当によかった」と言ってもらえたのは嬉しかったですね。
また、式の様子を撮影・編集して披露宴のエンドロールに流すサービスも感動しました。
ビデオ撮影については、頼める兄弟もいなうえ、費用も高額だったので迷いましたが、結果として依頼してよかったと思います。
特に自分たちが見えないゲストテーブルの様子を撮ってもらえたので、ゲストに失礼がなかったか、楽しんでもらえたかを確認できた点もよかったです。
お車代やホテル代を別々にお渡しするのではなく、
団体パックとして交通費も含めて旅行会社にプランを組んでもらう
このようにして全体的にコストダウンを図ったアイデアは素晴らしいのではないでしょうか。
今回の例だけでなく、相手に失礼のない形で結婚式の費用を抑える方法はたくさんあります。
ぜひ、あなたも結婚式のマナーに縛られすぎた考え方から、少し柔軟な発想をしてみるように意識してみてくださいね。