結婚式の場所を決めるのは新婦にとっては非常に大事ですよね。
あさこさんのように、
挙式と披露宴の間に着替えの準備を確保したい
とくに神前式のように着付けに時間がかかる場合には、とても大きなポイントです。
そんな式場の決め方に奔走したあさこさんの体験談を見ていきましょう。
- お名前:あさこ(女性・40代・専業主婦)
- お住い:東京都台東区
- 入籍日:2003年10月5日
- 結婚式:2003年10月4日
- 結婚式のスタイル:神前式
- 披露宴:80名
- 最も大変だったこと:式場選び
人気の場所だと条件があるとなかなか予約ができない大変さ
神前式だと、白無垢で式を挙げて、披露宴の会場前で白無垢でお客様にご挨拶し、色打ち掛けで披露宴会場へ入るというのが最も多いと思います。
私は、
白無垢で式を挙げて、振袖(お引きずり)に着替えてから披露宴
にしたかったので、
式と披露宴の間に着替える余裕がある会場を探していました。
人気のあるホテルや式場だと、スケジュールがびっしりと組まれていて、時間はずらせません。
この条件にあう式場を探すために、何軒もまわって大変でした。
自分の足で式場周りをした結果にようやく見つけることができた
ほぼ毎週のように、何軒もの式場を直接見に行って、ブライダル担当の人にあって話を聞きました。
その他、
結婚式を挙げた経験のある友人に相談
結婚情報誌も買って読んだ
式場を斡旋してくれる会社にも相談
最終的には、いいホテルの担当者さんに出会えました。
そのホテルでは、
1つの披露宴会場は1日に一組しか披露宴を入れない
というこだわりがあったこと、
その他、披露宴の開始時間を少しずらし、着替える時間を作ってもらうなど柔軟な対応をしてくれたことが良かったです。
また、披露宴を挙げる組数が決まっているため、
会場内で他の新郎新婦とすれ違うことがない
というのも個人的には嬉しいポイントでした。
担当者さんが誠意を持って接してくださり、こちらの要望をできる限り叶えてくれようと頑張ってくれました。
こだわっていた着替えの時間もつくれるし、お料理にもこだわりがあって美味しいところだったので、このホテルに決めることができて良かったです。
「費用をかけないように」という意識が後悔するはめに
衣装、お料理などにこだわってしまったために、費用がかさんでしまいました。
少しでも費用をおさえたいと思い、
席次表、席札、お料理のメニューを手作りで、招待状の宛名の筆耕も自分で行いました。
席次表などは、材料を買いに行って、パソコンで作ったデータを印刷するだけだと甘く見ていました。
結婚と同時に退職したため、引継ぎの作業もやることが多く、なかなか披露宴の席次表を作ることができませんでした。
また、席札などは少し厚めの紙だったために紙詰まりが何度もあり、余裕をもって買っておいたものが足りなくなってしまい、買い足しに行く羽目になってしまいました。
最後の最後に作業が重なってしまったので、こんなに大変ならホテルで全てお願いしてやってもらえばよかったと思いました。
何より、こんなにがんばった割に、
おさえられた費用は五万円程度
これなら、もっと他のところを抑えればよかったと思います。
滅多に着れない白無垢やドレスはやっぱり良かった
あまり人の前に立つことや目立つことは好きではありません。
だから、披露宴はすごく緊張するだろうと思っていました。
でも、実際にやってみると、緊張することもなく、ものすごく楽しくてあっという間に時間が経ってしまいました。
2度と着ることのない、きれいな着物やドレスを着るのも、とても楽しかったです。
当日、高砂で手紙を渡してくれた友人もいました。
披露宴では白無垢を着ないと言ったら、式が終わるときを見計らって白無垢を見にきてくれた友人もいました。
友人たちのスピーチも、心がこもっていて、胸が熱くなりました。
サプライズで、幼馴染のお母さんが会場まで来てくれたのもとても嬉しかったです。
友人たちが、心からお祝いしてくれているということが実感でき、いい友人に恵まれた、本当にいい披露宴ができたと実感することができました。
いまはさすがに思いませんが、披露宴の直後はもう一度やりたいと本気で思っていました。
結婚式の場所の決め方については自分の足で回って1件1件粘り強く探していった結果として、
良い式場に巡りあえて本当に良かったですね。
最近ではスマートフォンの普及で、情報を手に入れやすくなったのは良いことですが、
1人1人の状況にあった細かい要望まで絞って探すのは難しいもの。
とはいえ、手当たり次第探していくのは本当に大変なので、
インターネット⇒電話やメールで確認⇒自分の目で確かめる
といったように効率的に目的の式場を探していくようにしましょう。