一緒にいるうちに知人から将来を意識する関係へ発展したnonoさんと今のパートナーである旦那様。
ただ、30歳を過ぎていた彼女にとって、プロポーズはロマンチックというより現実的だったのが非常に印象的です。
性格や価値観を重要視してパートナーを選んで大正解と今でも思う、彼女のエピソードをご紹介します!
- お名前:nono (女性・40歳・パート)
- お住い:鹿児島県鹿児島市
- パートナーと出会ったきっかけ:友達の友達だった
- 交際期間:4年
- プロポーズ場所:ドライブ中
- 入籍日:2005年5月28日
- 結婚式:2005年5月22日
友達の友達という関係から発展
友達の友達で一緒にご飯を食べたりみんなでカラオケにいったり、ドライブにいったりする友達でした。
第一印象は「地味だなあ。」
という感想で、まさか結婚するとは全く思いませんでした。
友達が今の旦那の親友を好きだったので、一緒に協力するうちにいい人だなあと思いました。
色々な所にみんなで遊びに行って、店員さんの失礼な応対などにもさらっとやりすごし、ひきずらなかったり、決して人の悪口をいわない姿に安心しました。
温厚な性格と家庭に入った時の姿を想像して決めた
結婚相手としての決め手となった点は、
簡単に怒らない事
人の悪口や噂話を絶対にしない事
車の運転の仕方がきれいだという事
です。
とくに車の運転に関しては、人の車を通せる時は通す、無理なスピードをあげないという点はどうてもいいようで、私にとっては、とても大事な所でした。
また、明らかにいじわるだろう。。と思えるような人の対応に対しても、気が付かないふりします。
自分が馬鹿になってその場をおさめる力に、敵を作らない人と家庭を作っていくのはいいなあと思いました。
また、同僚の結婚式の2次会の余興も何日もかけてネタを探したり、うけるかどうかいろんな人に試したりしていました。
決して外見はハンサムともいえないし、背も高くありません。
でも、人生でトラブルが起きた時、一緒になって相手をせめるのではなく、
「自分にも悪いところがなかったかな。。。」
「自分にも原因があるのではないか、、」
と、さらっと助言をくれる彼がずっと側にいてくれれば、
自分がおばさんになったとき、人のうわさ話や悪口に左右されずに子育てができる姿が浮かびました。
そのお陰で実際、ママグループのネットでの中傷、悪口、噂とは無縁に生活できています。
ドライブ中に普通にプロポーズ
プロポーズはドライブ中だったように思います。
普通に、「結婚してください。」というプロポーズでした。
何も渡されなく、ドラマチックなシチュエーションでもなんでもなかったのが残念でした。
まだ、親にもお付き合いをしていることを話していなかったので、「まずは両親と話をさせてください。」と返事したことを覚えています。
お互い30歳を過ぎていて、ある程度社会人経験も積んでいましたので、自分の意志で決めてもよかったと思います。
しかし、
お互い長男長女で、介護が必要になったとき、一番中心となってやらなければいけない立場
でしたので、そこも話し合ってから決めました。
20代前半でしたら、「うれしい!」とか「ドレス」とか、夢をみるばかりで現実の結婚後の生活がみえていなかったでしょう。
でも、十分社会人として、先輩たちから話も聞いていましたので、ロマンチックなものというより、話し合って今後どうしていくかという会議みたいなプロポーズでした。
相手選びは中身をよく見て決めるのが重要と実感
彼氏と結婚相手では、全く周りに対する責任、親や親戚にかける迷惑具合も違います。
「さみしいから」とか「みんなが結婚したし、自分もそろそろ。」
なんていう中途半端な気持ちで結婚すると、痛い目にあいます。
どういったところにお金をかけて、どういったところはお金をかけなくても平気かという価値観も重要です。
お店も一緒に何軒も行き、サービス業とよばれている人たちに対して、どういった対応を彼がしているか、よく見るのが大事だと思います。
また、社会的に弱い立場である、子供、お年寄り、障碍者の方に対する言動、態度もみた方がいいと思います。
そういった方たちに優しくできなかったり、暴言をはく方は、
自分が結婚し、出産してぼろぼろになって太ったり
化粧もできないくらい寝不足の日々が続いたときに、ひどい言葉を平気ではける人である
ということが、友人たちの旦那さんからよく分かります。
また、渋滞や、混雑したアトラクションにも並んで、どのくらい我慢できるかもポイントです。
イライラしたり、人をおしのけたりしないかもみた方が良いです。
相手に対してだけでなく、自分もそういった力があるかどうかを、結婚して人の親になる前に振り返ってみてください。