結婚式の最後でゲストに渡すプチギフト…
せっかくだから感謝の気持ちが伝わるものを渡したい!
プチギフトにかける価格の相場は、一人当たりだいたい300円前後が最も多くなっていますが、最近では手作りで500円前後かける方も増えてきました。
そこで今回は、プレ花嫁さんのお役に立つようなプチギフトのアイディアやおすすめのラッピングまで詳しくご紹介します。
プチギフトってどんなものが喜ばれる?
もともと結婚披露宴の最後のお見送りの際には、ゲストひとりひとりに引出物を手渡ししていましたが、時代と共に引出物はゲストの席に置かれるようになっていきました。
そこで、送賓のご挨拶のときに引出物の代わりに渡すものとして、「プチギフト」が始まったといわれています。
ただのお見送りではなく、ひとりひとりに手渡しすることで感謝の気持ちを伝えられるということで、最近ではプチギフトを取り入れる新郎新婦が多くなっています。
結婚式の参加したゲストを対象とした某アンケート結果によると、もらって嬉しいものとして、
スイーツ・お菓子・タオル
が上位にランクインしています。
洋菓子、和菓子、飴やチョコレートをはじめ、コーヒーや紅茶のティーバック、二人の出身地にちなんだ名産品をセレクトするケースも多いです。
逆にもらって嬉しくなかったプチギフトの第1位は、
自分の趣味に合わないもの
となっています。
このようなアンケート結果から考えていくと、
プチギフトをセレクトする場合には、
形として残らないものや生活必需品を基本としてセレクトする
これが重要であると言えます。
また、引出物と違って男女別くらいの贈りわけしかしないのが普通なので、幅広い年代の方に喜んでもらえるものというのも大事なポイントとなってきますね。
手作りプチギフトならデコパージュ石鹸がおすすめ
プチギフトを手作りでと考える場合、もらって嬉しいプチギフトにスイーツが挙げられているとはいえ、日持ちを考えると時間や衛生面で少々現実的はありません。
そこで、誰もが使用できる「石鹸」というプチギフトのアイデアを1つご紹介したいと思います。
日持ちを気にする必要がないので、早めに準備の時間のあるときに作り置きしておくことも出来ますし、保管に気をつけていれば劣化の心配もありません。
石鹸なら、男女、年代を問わず使うことが出来ます。ハンドソープ派の方なら、下駄箱やタンスの芳香剤として使用してもらうことも可能です。
なかでもおすすめなのは「デコパージュ石鹸」
これなら、簡単に好きな絵柄や写真でデコることができ、二人のオリジナルのメッセージなどを入れれば、普通の石鹸とは一味も二味も違ったものが贈れます。
動画の内容をもとに、作り方のポイントもまとめましたのでご参考くださいね。
<デコパージュ石鹸の作り方>
【材料】
好きな石鹸(大きさや香りは自由)
柄をつけるペーパーナプキンやラッピングペーパー、マスキングテープなども可
石鹸の大きさの型(厚紙やプラ板などで作っておきます。)
デコパージュ専用液
平筆
【作り方】
①ペーパーナプキンやラッピングペーパーなど柄をつけたい紙を型を使って切り抜きます。
②デコパージュ専用液を筆で石鹸に薄く塗っていきます。(片面だけ)
③①で切り抜いた紙を貼り、さらに上からデコパージュ専用液を塗っていきます。
④石鹸を乾かす。筆は早めに洗わないと固まってしまうので、この間に筆も洗っておきます。
⑤表面が乾いたらさらにデコパージュ専用液を塗り重ねる。ムラにならないように注意します。
⑥もう一度乾かして、仕上げにもう一度塗って、乾いたら完成です。
写真やプリンターで印刷したイラストや文字を貼ることも出来ますが、
紙質によってはよれたりひび割れたりしやすいので、伸縮性があって扱いやすいペーパーナプキンがオススメです。
ペーパーナプキンは2枚重なっている場合は剥がして、1枚だけにしてから使ってくださいね。
結婚式のプチギフトにピッタリのおすすめラッピング
プチギフトのラッピングまではさすがに手作りするとなると大変ですよね。
そこで、結婚式にぴったりあったプチギフト用のラッピングをピックアップしてみました。
スイーツ用のギフトバッグ
柄入りのもの、片面だけ模様がついているものなど、デザインや袋の大きさも豊富なので、そのまま入れても充分ギフトの形になります。
袋の留め方や、シールなどの自分なりのアレンジをするなど、ラッピングのアイディアは無限です。
防水性もありますし、透明のビニール製なので、デコ面が見えるようにデコパージュ石鹸を入れるの用途でもOK。
ただし、石鹸が袋にこすれると汚れてしまうことがあるので、台紙や緩衝材のパッキンなどを入れた方がよいでしょう。
オーガンジーの巾着袋
薄いオーガンジーなので、中に何が入っているかわかるようになっています。
巾着袋自体はシンプルですが、色のバリエーションもあるので、何色か用意すると飾ったときにも華やかになります。
すこし寂しいと感じる場合は、結び目に小さな造花などを飾ってポイントにするといいですね。
こうしたラッピングの中に、手作りギフトと一緒にオリジナルタグを入れるのもおすすめです。
「THANK YOU」などのメッセージや、二人の名前や日付など好きな文字やイラストを入れるとワンポイントになりますね。
既成のタグに手書きでメッセージを入れるのも良いですし、プリンターで作ったものに好きなリボンやビニールタイを通す手作りのタグも素敵です。
プチギフトは品物もラッピング方法もアイディア次第で、いろいろなアレンジが出来ます。
こだわりだすとキリがなくなることもあるので、まずは「自分がもらって嬉しいもの」「誰でも使えるもの」にすることを頭において、選んで行きましょうね。