結婚をすると、様々なものに名義変更の手続きをしなければなりません。

人によっては、名義変更の手続きだけで疲れ果ててしまうのではないでしょうか?

まして、結婚直後ですと新婚旅行でパスポートを使うこともありますよね。

その場合、時間が限られていますので「急いでパスポートの名義を変えなくちゃ!」と、慌てて手続きをする方も少なくはありません。

そうならないために、ここではパスポートの名義変更について詳しく解説していきましょう。

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結婚した後に名義変更の手続きをするための順序について

パスポートの名義変更

結婚をして名前や住所が変わると、公共機関の名義変更が必要になります。

気をつけなければならないのは、この名義変更を行う時の順序です。

順序良く名義変更を行わないと、二度手間になったり、スムーズに手続きが終わらずに苦労しますので、正しい順序を覚えておきましょう。

1 運転免許証の名義変更

最初に運転免許証の名義変更をしておくと、その後の手続きがとてもスムーズに行えます。

名義変更や、住所変更の時は、警察署(公安委員会)に行き、「運転免許証記載事項変更届」を行ってください。

【必要な書類】

•運転免許証記載事項変更届

警察署内にありますので、必要事項を記入してから提出してください。

•運転免許証

現在お持ちの運転免許証をお持ちください。

•住民票

新しい住所が記載されている住民票を、お住まいの住所のある役所で受け取ってください。

•申請用写真

他の都道府県から住所変更をする場合は、必要になることがあります。

•印鑑

シヤチハタでは認められない場合がありますので、必ず認印をお持ちください。

2 銀行口座の名義変更

運転免許証の名義変更手続きの次は、銀行の名義変更です。

引き落としの手続きに関係してきますので、免許証の名義変更が終わったらすぐにこちらも変更の手続きをしましょう。

必要な書類や持ち物を用意してから、銀行の窓口に行ってくださいね。

【必要な書類】

・通帳、証書

・キャッシュカード

・お届印

銀行口座を作った時に使用した印鑑をお持ちください。

・新しくお届けになるご印鑑

名前が変わった場合は、新しい印鑑を届け印として提出してください。

必ず、認印をご使用ください。

・新氏名が記載された確認書類

運転免許証をお持ちの場合は免許証をご提示ください。

運転免許をお持ちでない方は、下記のいずれかでも可能です。

個人番号カード、各種健康保険証、在留カード、特別永住者証明書、住民票、戸籍謄(抄)本、戸籍記載事項証明書

3 クレジットカードの名義変更

クレジットカードの名義変更をする場合は、注意が必要です。

例えば、新婚旅行に行く時にパスポートも旅行券も旧姓の場合は、クレジットカードの名義変更手続きは、新婚旅行から帰ってきたときにしたほうが良い場合があります。

新婚旅行を海外でする場合、クレジットカードを使用するときはパスポートの提示をしなければならないこともあります。

このとき、クレジットカードとパスポートの名前が一致していないと、クレジットカードを使用できなくなりますので、注意が必要です。

クレジットカードの名義変更や住所変更の手続きは、インターネットでもできます。

もちろん、電話で書類を送ってもらってから、変更手続きをすることもできますので、ご変更の際は使用しているクレジットカード会社にご連絡をして下さい。

4 パスポートの名義変更

新婚旅行先が海外の場合は、旅行券とパスポートの名前が一致していないといけません。

新しい名前で旅行券の申し込みをしているのでしたら、パスポートの名義変更は直ちに行ってください。

しかし、旧姓で申し込みをされている場合は、旅行が終わってから名義変更をしたほうがトラブルになりません。

パスポートの名義変更には十分に注意が必要なので、最後に行うのが安心です。

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名前が変わった場合はパスポートは新規発行がいい?名義変更がいい?

パスポートの名義変更をする場合、パスポートを新規で発行するか、パスポートの名義変更をするかについて迷われる方もいらっしゃいます。

そこで、それぞれのメリットとデメリットについて紹介しましょう。

パスポートを名義変更するメリットとデメリット

パスポートを名義変更した方が良いケースは、パスポートの有効期限がポイントとなってきます。。

有効期限がたくさん残っている場合(例えば8年分残っているなど)は、新規でパスポートを作るよりも、名義変更をしたほうが発行手数料が安いです。

記載事項が変更されたパスポートは、元のパスポートの有効期限をそのまま引き継ぎますので、有効期限がたくさん残っている場合は、名義変更を行うことをおすすめします。

逆にパスポートの有効期限が少ない場合は、新規発行してしまったほうが金額的にとてもお得です。

また、結婚後すぐに海外へ新婚旅行に行かれる場合は「パスポートと旅行券の名前が一致しているのか」が重要になります。

もしも名義変更をした場合に、旅行券と名前が一致しなければ海外へ新婚旅行に行けなくなる場合があります。

このようなトラブルを防ぐ為、新婚旅行から戻ってきてから名義変更の手続きをしてください。

パスポートを新規で発行するメリットとデメリット

先程触れたように、新規で発行するよりも記載事項を変更する手続きの方が手数料は安いです。

しかし、有効期限の残りが少ない場合は、新規発行手続きをしてパスポートの有効期限を新しくしたほうがお得なのです。

元のパスポートの有効期限は新しいパスポートに繰越はされず、失効します。

その為、パスポートの有効期限が大幅に残っているのにもかかわらず、新規で発行してしまうと金銭的に損をしてしまいます。

パスポートを新規発行する場合は注意してください。

また、結婚後すぐに新規発行の場合は、戸籍謄本が取れないこともあります。

この場合、結婚後2週間以内でしたら「婚姻届受理証明書」というものを戸籍謄本の代わりに役所で発行してもらってください(手数料がかかります)

パスポートの名義変更手続きに必要なもの

パスポートの名義変更は一番最後に行うべきことはわかりましたが、名義変更の手続の際に必要なものについてもまとめておきましょう。

まずはじめに、パスポートの名義変更手続きには以下の条件があります。

  • 婚姻や養子縁組等により、戸籍上の姓を変更した場合
  • 家庭裁判所の許可を得て、戸籍上の姓又は名を変更した場合
  • 国際結婚により配偶者の姓を別名として追記する場合
  • 本籍の都道府県名を変更した場合
  • 家庭裁判所の審判により、性別の取扱いの変更をした場合
  • 戸籍上の生年月日の変更があった場合

この条件に当てはまる方が、パスポートの名義変更の対象となります。

ただし「同じ都道府県内で本籍を変更した場合」や「住所を変更した場合」は、パスポートの記載の変更、または、パスポートの記載事項がないことから、対象外となりますので注意が必要です。

これを踏まえて、名義変更に必要なものを見ていきましょう。

名義変更の申請に必要な書類

◆一般旅券発給申請書

記載事項変更用に一通必要になります。

申請書は旅券課窓口にありますが、もしも見当たらない場合は窓口で頂いて下さい。

◆戸籍抄本または戸籍謄本

戸籍抄本または戸籍謄本の発行は以下の手順と注意事項を覚えておきましょう。

  • 申請日前6か月以内に発行されたもの。
  • 戸籍事務がコンピューター化された区市町村では、戸籍謄(抄)本に代わって「戸籍の個人事項証明書」や「戸籍の全部事項証明書」が発行されます。
  • 同一戸籍内のご家族の方が同時に申請する場合は、戸籍謄本を1通提出いただくだけで全員の申請を受け付けることができます。
  • 戸籍謄(抄)本は、本籍地の区市町村(戸籍担当係)で入手できます。本籍が遠く離れている場合は郵送で請求することもできますので、本籍地の区市町村に問い合わせてください
  • 戸籍の届出をしてから新しい戸籍ができるまで日数がかかります。婚姻届を出してすぐに海外旅行に行く場合には、届出をした役所で戸籍の訂正事項を確認できる「婚姻届受理証明書(有料)」等を交付してもらい、戸籍の代わりに提出してください。この場合、後で戸籍を提出する旨の誓約書を提出した上で、後日新しい戸籍を提出していただくことになります。
  • 姓や本籍を変更したときにパスポートの訂正手続を行わず、その後さらに転籍等を行なった場合、最新の戸籍にパスポートに記載された姓や本籍が載っていないことがあります。その場合、運転免許証などで変更の事実が分かれば申請を受け付けできますが、パスポートと戸籍が同一人物のものであるかどうか確認できないときには、除籍謄本を提出していただくことがあります。

◆パスポート用の写真

パスポート用の写真は、申請日前6ヶ月以内のものを、下記のパスポート用の規格に合わせて作り、ご提示ください。

  • 縦45mm、横35mm
  • 上余白は2mmから6mm
  • 顔の寸法は32mmから36mm(頭頂からあごまで)
  • 顔の中心から写真の両端までは15mmから19mm
  • フチなしで上記の各寸法を満たしたもの
  • 申請者本人のみが正面を向いて撮影されたもの
  • 無帽で背景(影を含む)がないもの

現在お持ちのパスポートがある方は、一緒に提出してくださいね。

新しいパスポートは、残存有効期間に変更はありませんが、旅券番号が変わります。

返納されたパスポートは、新しいパスポートをお渡しする際に「このパスポートが無効である」という印に無効印が押されてから返されます。

これらの書類を、窓口に提出すると、1週間から10日間ほどで、新しいパスポートができます。

窓口で申請手続きをする場合は、事前に揃えられる書類を揃えてから申請を行うと、スムーズにお手続きができますよ。


結婚すると、色々なものに名義変更をしなければなりませんので大変ですよね。

私の知人も結婚後は名義変更に追われていました。

名義変更をする場合は、何を優先して変更を行うかを考えながらやってみてくださいね!