花嫁の髪型はドレス選びと並んで非常に重要な事の一つですね。
何より花嫁は挙式、披露宴の主役です。
ゲストの皆様も花嫁の装いをとても楽しみにしてくれています。
そして花嫁ご自身にとっても一生に一度の晴れ姿、幼い頃から描いてきた花嫁の姿があるという方も少なくありません。
今回はどんな髪型にするかお悩み中の花嫁の方向けに、定番の髪型やお勧めの髪型をご紹介します。
好みはそれぞれ違うので、好き嫌いはあると思いますが、参考までにご覧になってくださいね。
挙式と披露宴で髪型は替えた方がいい?
花嫁にとって一生に一度の晴れ姿とあるだけに、ウエディングドレスやお色直しのドレスを選ぶのと同様、髪型も悩みどころの一つですよね。
挙式と披露宴で髪型は同じでも勿論問題はありませんが、なんといっても一生に一度の晴れ舞台です。
髪型を変えること自体は式の費用に含まれているので、ぜひ、それぞれ異なる髪型にしてくださいね!
髪型を変えるタイミングとしては、挙式、披露宴、お色直し
計3回あります。
挙式ではアップ、披露宴前半はサイドアップ、お色直しでゆるふわダウンスタイルといった変化がポピュラーですね。
時間的にも余裕が欲しいという方は、挙式とお色直しの2回でも良いです。
髪型チェンジにかかる時間などを考慮して、プランナーさんとしっかり打ち合わせをしましょう。
髪型に合わせたヘアアクセサリー
髪型に合わせたヘアアクセサリーは、
花嫁については特に決まりはないので好きな物を選んでOKです。
ただし、挙式では基本的にベールをつけている事を忘れずに、
あまりごちゃごちゃしすぎないヘアアクセサリーを選んでくださいね。
挙式では
披露宴ではヘッドコサージュをはじめ、花のヘアビジューやラリエット
最近では生花を編み込むスタイルや、ミニハットやトーク帽なども人気が高いアイテムになっています。
ドレスとの相性やご本人の好みなどを考慮して、お気に入りを見つけてくださいね。
ショートヘアや短めのミディアムヘアの場合の髪型について
もともとショートヘアである方は、結婚式を間近に控え、悩まれる方も多いですね。
「結婚式までに髪を伸ばしたいけれど、時間がない!」
「普段は短めの髪型が好きだけど、結婚式では色々アレンジしてみたい。」
確かにロングヘアに比べるとアレンジ出来る髪型が少ない事は事実ですが、
最近はショートやミディアムスタイルでも出来るアレンジが増えてきていますのでご安心を。
ウィッグやエクステンションを利用してその日だけロングヘアという方法もあります。
逆にショートを活かした等身大の髪型でいきたい!というあなたなら、
●大きめで存在感のあるヘアアクセサリーを上手に利用する
●サイドをすっきりさせて後頭部をふんわりさせて、アップヘアの雰囲気を演出する
●編み込みスタイルと花冠とのコラボを活用する
●前髪を流したり、ポンパドールにする
このようにショートやミディアムヘアはのあなたには、
ロングヘアにはない明るく元気な印象を与える事も出来るので、それを最大限に活かした髪型を目指しましょう。
プロである美容師さんやプランナーさんにもよく相談すれば、きっとしっくりくる髪型が発見できますよ。
洋装と和装、それぞれの定番と流行りの髪型を知ろう
洋装、和装共に花嫁用の可愛い髪型は沢山ありますが、衣装との相性というのがとても重要になってきます。
洋装に合う髪型、和装に合う髪型とではそれぞれ違いますよね?
大まかではありますが洋装と和装に分け、定番と流行りの髪型をそれぞれご紹介したいと思います。
もちろん髪の長さやお顔の雰囲気、ご本人が持っている雰囲気やどのように見せたいかなどで似合う髪型は違ってきます。
洋装ドレスの定番の髪型
シンプルなアップスタイルや、ハーフアップスタイル
こちらが最もポピュラースタイルになります。
アップスタイル、ハーフアップ共にトップをふんわり盛り込んだり編み込みを入れることで、上品さがアップします。
あまり盛り過ぎると、少し上品さとしてはダウンしてしまうので、バランスに関しては十分に気をつけたいところですね。
また、ここ数年にわたっては、
編み込みスタイルは大変人気が高く定番になりつつあるヘアスタイル
になっています。
生花と髪を一緒に編み込みをすると華やかさも格段にアップして、おしゃれな花嫁が演出できますよ。
花嫁なので、花の色もドレスと合わせて白に近いものを選ぶとバランスもばっちりですね。
そして洋装、つまりはウェディングドレスのスタイルで全てに共通して言える事は、
ヘアアクセサリーの選び方が何よりもキモになってくる
ヘアアクセサリー一つでかなり印象が変わりますし、華やかさにも圧倒的な差が出てきますので、
鏡などで合わせたり実際につけたりして妥協せずに選びましょう。
和装の定番の髪型
お着物には、やはりアップスタイルというのが普遍的に大定番ですね。
夜会巻きや白無垢の際によく見る綿帽子や、角隠し、日本髪は昔から花嫁の定番として親しまれてきました。
綿帽子、角隠し、日本髪に関してはかつらの用意をしてくれるので、
基本的に地毛がどんな長さでも大丈夫なのが和装の髪型の魅力でもあります。
また、控えめな中に強さやしなやかさを感じさせる和装、「これぞ日本の花嫁」を演出したい方にはもってこいの髪型です。
かつらを着用することに抵抗がある方向けに、最近は和装であっても、お色直しの際に髪型のチェンジがしやすいように洋髪を合わせる方も多くいます。
ただ和装には完全なダウンスタイルやハーフアップよりもアップスタイルの方が基本的にはバランスがいいので、
アップの仕方や種類はご自身の好みやセンスでかまいませんが、
完全にアップにして、こちらもお召しになるお着物の色味や柄、雰囲気に合わせ、存在感のあるヘアアクセサリーを用意しましょう。
和装ということで、生花のアクセサリーはとてもお勧めで、季節感が出る花を選ぶのもポイントです。
例えば桜や紫陽花、椿など大きめの日本の花をチョイスするとお着物ともマッチしてとても素敵ですね。
花嫁がしてはいけない髪型は基本的にはありませんので、自分が描いてきた花嫁像を十分に表現してくださいね。
気をつけて欲しいのは、
雰囲気として暗い色や重い印象を残してしまうもの、地味すぎるもの
くれぐれもこうした印象を与えてしまうような髪型・アクセサリーは避けるようにしてくださいね。
普段は控えめでも結婚式はお祝いの席。花嫁という立場はゲストをお迎えするという役目もあるので、
「華やかさ」や「明るさ」に重点を置いて髪型やヘアアクセサリーを選び、あなたが思い描いてきた素敵な花嫁になりましょう。