職場の同僚として結婚式の余興を依頼されたここんさん。
総勢20名で行う余興の段取りや進行を一手に任された苦労は図りしれなかったようですね。
責任感が強い人ほど陥ってしまう余興の段取りや周りへの気遣いの悩みを乗り切るヒントを御覧ください。
- お名前:ここん(女性)
- お住い:鹿児島県出水市
- 結婚式に参加された日:2015年10月11日
- 新郎または新婦との関係:友人として出席
- 悩み:余興の内容
職場仲間の余興を仕切ることに!上下関係に一苦労
新婦は職場で知り合った友人として、新郎は現在の職場の方だったので余興を頼まれました。
でも、総勢20人名となった余興は見渡せば先輩ばかり。
自分がこうしたいと思う気持ちや、2人の為にこうしたら良いという気持ちもあっても、
先輩達を立てなければいけないや、上司の意見を聞いたりしなければいけないで、まとめるのが非常に大変でした。
コロコロ内容を変えなければいけなし、どこからどう先輩達に広まるか分からなかったので、一人で抱え込むのが非常に辛かったです。
仕事の合間に余興を考えるのも大変でしたし、当日迄に式場と何度か打ち合わせをしなければいけなかったので、自分の時間もかなり割いて取組ました。
披露宴当日も成功するかの心配で、食事も楽しくとれず披露宴自体もゆっくり見る事は出来ませんでした。
余興の担当を行うとわかってから、心身ともに本当に疲れる毎日でした。
気にしすぎるよりも開き直って新郎新婦が喜ぶ余興を考えること
解決策なんてありませんでした。
必死で考えて、必死で色々な本や、友達に話しを聞いて、自分で考えて余興を立てました。
どうやったらみんなが気持ち良くしてくれるかを考えながら、自分の立場が悪くなるのも嫌だったので、
主任級の先輩を味方に付けて相談して、自分の身も守りながら取り組みました。
皆をまとめ仕切る形になると、一人で沢山の矢を受けるだけです。
自分の人生で大きな勉強にはなりましたが、結果として感じたことは
正解も何もないですし皆が納得して出来る余興なんてものはありません。
最終的にはどう転んでも自分が悪く言われるのは分かっています。
それならば、開き直って自分で頑張るしかなく、自分でやれる事をやるだけしかないのです。
最終的には新郎新婦が喜んでくれたので、それで全てが万事OKということになりますよね。
色々あっても終わってしまえば大人なので、頑張った分、今となってはそれで良かったと思っています。
余興で最も大事なのは準備の段取りにつきる!
日程を表に書いて計画的に事をこなしていくのが大事だと思います。
自分は、嫌だったからと後回し後回しにしてしまったので、色々な面で色々と反省しましたし、色々な人を振り回しました。
計画的にしておけば、もっと良いアイディアが出て来たと思いますし、周りの人にもっと余興の練習をやりやすい環境で提供できたと思います。
余興は日程調整や時間配分が何よりも重要だということがわかりました。
時間配分を大まかにしていると、当日は緊張したり、お酒が入ったりしていて、尚更スムーズに事は進みません。
時間配分をきちんとして、そして少し多めに見ていた方が、当日気持ちも安定して出来ますし、トラブルが起きてもスムーズに対応する事が出来ます。
私は時間配分も、日程調節も怠ってしまったので、迷惑を沢山かけてしまいましたし、自分で自分の首も絞めました。
結果良ければ全て良しで思い出に残る結婚式でした
新郎新婦が人気のある人達でしたし、教員という事もあり、とても顔の広い方たちでした。
披露宴に呼ばれない人がサプライズでビデオレターを作っておいたり、新郎新婦の教え子や保護者がサプライズで余興に来たりしていました。
余興だけで、何件もあり、食事をしながら余興をずっと見る事が出来ている状態でした。
また、その一つ一つの余興が濃く、お色直しで新郎新婦が不在の時でも余興を見て楽しむ事が出来たので、新郎新婦いなくて暇だなと感じる事も時間が長く感じる事も無くてすみました。
披露宴は「次はまだかな」など、時間を持て余す事が多いですが、そうしたことは一切ありませんでしたね。
むしろ、お手洗いに行くのも勿体ないくらい、披露宴会場にいるのが楽しい時間でした。
待ち時間が無い事で、自分達が何かミュージカルに来ている様な気持ちになれとても良かったです。
悩みに悩んだすえに、
「新郎新婦が喜ぶ余興を」
という原点に戻って考えはじめたここんさん。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、当事者になると以外と考えつかないものですよね。
確かに余興を任されるのはプレッシャーですし、ましてや友達じゃなく、
職場の先輩をまとめなければいけない中で仕切っていくのは大変だと思います。
そうした状況だからこそ、「新郎新婦が喜ぶ」という1つの目標を掲げてしまうことで、皆同じ考えの方向に進むことができるので、
余興を依頼されたあなたも、ぜひ
「誰のために(何のために)余興を行うか」
について考えることからはじめていくようにしましょう。