結婚式でスピーチを頼まれることほど緊張することはありませんよね。
今回体験談をお話くださったかなさんは、友人と二人でのスピーチだったようですが、
なかなかいい文例も見つからず、お互いの話の役割や順序も考えなければならず大変だったようです。
果たしてどうやって、友人代表のスピーチを乗り切ったのかを詳しく見ていきましょう。
- お名前:かな(女性・20代・公務員)
- お住い:神奈川県横浜市
- 結婚式に参加された日:2015年3月14日
- 新郎または新婦との関係:友人として出席
- 悩み:友人代表スピーチの文面
2人で友人代表のスピーチをやることになり文面に苦労した
友人代表のスピーチを任されたのですが、その文面に悩みました。
結婚式自体が初めてで、雰囲気などもわからないため、一般的なスピーチ内容もわかりませんでした。
特に大変だったのは、私ともう一人とで二人でお願いされたこと
そのため、二人で考えなければならなかったのですが、
二人で会える日を作ることができず、結局メール上でのやり取りになってしまいました。
また、二人で一つの文面となると、お互いに遠慮してしまい、なかなかうまくすすみませんでした。
スピーチの文面の打ち合わせを思い切って前泊でしたのが成功のポイント
始めはメール上のやり取りを行い、なんとなく考えている文章を送りあっていましたが、長すぎて打つのが面倒になってしまいました。
そこで最終的に、結婚式前日に早めに泊まって会うことにしました。
それまでにお互いに文面を考えてきて、前日に合わせようということになったのです。
前日になり、お互いのモノを初めて読み合うことにしたため不安はありましたが、
私たち二人は新婦と三人で仲が良かったため、
思い出などもかぶりますし、お互いの性格も理解しているので、考えてきたことが大体は同じでした。
しかし、中にはどちらかしか書いていないことで良い文面もあり、それらをなんとか合わせてみると、とても良い文面が出来上がりました。
私が笑いを誘うような文章を、友人が涙を誘うような文章をたまたま作ってきており、それらを合わせると丁度良いものができたのです。
もしかしたら、二人でのスピーチの時は、笑い担当、涙担当、というように決めても良いのかもしれません。
当日は緊張を逆手に取って笑顔に徹すること!
スピーチを任された人は、そのことで頭がいっぱいだと思います。
しかし、緊張すればするほど失敗してしまうので、リラックスするよう心掛けましょう。
披露宴は、お祭りの場、笑いの場ですから、失敗しても笑ってもらえますし、気軽にスピーチしましょう。
一番大切なことは笑顔でいることです。
しっかりした文章を考えていき、無表情になるよりは、ぶっつけ本番で笑顔になる方が良いと思います。
「緊張していて度忘れしてしまいました。」
「少しテンパってしまい、声が裏返ってしまいました。」
など、何かトラブルがあった時でも正直に言うことで、場が和んで良いと思いますよ。
一番駄目なのは、シーンとなる時間を作ることだと思います。
最初から最後まで笑顔を意識し、素直に思った気持ちをスピーチするということを忘れないようにしましょう。
あらかじめ文面を作っていっても、その場で考えても、素直な気持ちが大切です。
教員同士の印象に残る結婚式は参加していても面白かった
結婚式を挙げた友人とその旦那さんが、二人とも教員だということもあり、招待客の半分ほどが教員でした。
そのせいでかしこまったような形にはなってしまったものの、逆にそれが良かった印象があります。
真面目ながらもふざけたり、真面目ながらもハメを外している様子が見られて、面白かったです。
余興を行った方々も教員でしたが、真面目だからこそ、細部にまでわたって細かい芸が用意されており、とても盛り上がりました。
普段子どもを相手にしているからこそ、その場を盛り上がらせる方法を熟知していたのだと思います。
また、新郎と新婦の学校は違う学校なので、お互いの学校の特色が表れている部分も、みていて面白かったです。
新郎も新婦も、それぞれに特技を披露する場面があるなど、余興類が他人任せではなく、本人たちもその場を盛り上げようとしている様子がとても良かったと思います。
最初から最後まで笑いの絶えない披露宴でした。
スピーチの文面は、前日に初めて打ち合わせすることによって考えることにしたかなさん。
何度も打ち合わせを重ねるよりも、短期集中が功を奏すといった実例が、正に今回の体験談でしたね。
新婦の友人代表のスピーチはお友達同士でお願いされることも多いですが、ぜひ参考にして見てはいかがでしょうか。