今回は、結婚に失敗したという女性の体験談です。
その原因が結婚式の準備による価値観のズレ。
これだけ聞くと、「じゃあはじめから結婚なんてしなければいいじゃん!」
そんな声が聞こえてきそうですが、これから結婚式を挙げるあなたにも、決して他人事ではない話。
「末永く結婚生活を送るため」という視点で、どうぞ御覧ください。
- お名前:NANAREI(女性)
- お住い:愛知県丹羽郡
- 入籍日:2013年6月2日
- 結婚式:2013年11月23日
- 結婚式のスタイル:人前式
- 披露宴:24名
- 最も大変だったこと:各種マナーに関すること
結婚式の準備でわかった「結婚したことの失敗」
お車代をいくら包めば良いのか、席次をどのようにしたら良いのかわからなかったため、最初は必死にマナー本を見ながら勉強しました。
夫は、そうしたマナーには無頓着な家に生まれ育ち「どうでもいいよ~」と言っていたので、大喧嘩になったことを覚えています。
すべてにおいて「どうでもいいよ~」な人だったのです。。。
私の両親から結婚を反対されていたので、あのとき意地にならずに止めておけばよかった。
無理やり摺合せをしてしまったことに大きな後悔をしています。
義母はお金も出さずに口を出してきたし・・。
おまけに義父が礼服持っていないから、こちらの父も普通のスーツだし・・。
父は「馬鹿にされているのか。うちの娘はこんな程度の低い家に嫁ぐのか」とこぼしていました。
本当に家柄って大事だなと思うと同時に、あの時の自分を殴ってやりたい気持ちでいっぱいです。
親に反対された理由が今になってよくわかりました。
親の言うことは絶対に聞いたほうがいいです。
彼より親のほうが長い間自分を見てくれていますからね。
現在離婚調停中ですが、大変ですよ。
夢のある結婚式だからこそ、感じる【違和感】は本物です
夫との育った環境の違いは、最後まで埋まることはありませんでした。
例えば、義母は私の出産前に”出産祝い”を渡してくる。
私の実家からのお歳暮にケチをつけ、母に「こんなものいらない」と言うわ、私にとっては初めての子供なのに、ゴミから拾ってきたベビーカーを寄こす始末。
それを非常識だと夫に言っても「うちの親、非常識だから~」で済ます。
極めつけは、夫が礼服を持っていなかったことに驚きを隠せませんでした。
しかも、ブラックフォーマルを黒っぽいスーツだと思っていたらしい・・・。
今まで葬式どうしてたんだよ・・・。いい年の大人が!!
私が反論しても「お前が間違っている」と話にならないし。
結婚式準備も大変かもしれませんが、その大変な中で少しでも「あれ?」と思う事、特に家族への関わり方だったり、自分の常識外の事を相手がしたときはよくよく注意したほうが良いと思います。
物事への考え方が違うと、今後の生活でも痛い目にあいます。
彼がこちらに合わせられる柔軟な考えの持ち主なら良いのですが。。
こんな常識のない家族はまれかもしれませんが、両親に結婚を反対され、何としてでも式を遂行させなければと躍起になっていた自分に説教したいです。
夢のある結婚式準備の段階でこんな事を言うのも何ですが、失敗した人間の意見が少しでもお役に立てればと思っています。
必ずこの点は確認してください!
当日までに、
●今一度相手と物事の考え方が合うか。
●自分の常識の範囲内に相手がいるか。
●自分が無理して相手に合わせていないか。
ここをよく考えてください。
ちょっとの無理も今後大きな歪になっていきます。
自分を抑えての我慢なんて必要ありません。
相手の我儘が可愛いのは最初のうちだけです。
そういった意味で、当日までの準備が一番大切だと思います。
まだ時間はあります。急いで決めるとろくなことありませんよ。
失敗談として語って下さった彼女ですが、結婚式自体に関しては、
結婚を反対した両親も、恩師も、姉妹たちも、友人も遠くまで足を運んでくれたことに感謝していると仰っていました。
余興をあまり挟まずに、食事会をするといった形式にしたので、ゆっくりご飯を楽しんで頂けたようですね。
また、スタッフの方も気を遣って頂き、お姫様気分で一日を過ごせたことは大変嬉しい思い出だったと言います。
ただ、幸せ一杯のはずの結婚式だからこそ、準備1つで見えてくるお互いの価値観は多いですよね。
今回は初めて失敗の体験談を掲載させて頂きましたが、大なり小なり参考になった部分はあったのではないでしょうか?