結婚式を締めくくる曲。
エンドロールに適した曲って一体どんな曲なんだろう?
考えれば考える程悩んでしまうのが締めとなるエンドロールなんですよね。
今回はそんな新郎新婦のお悩みに役立つ、エンドロールの選曲についてご紹介します。
結婚式のエンドロールの演出ってどんなものがあるの?
「エンドロール」とは新郎新婦が退場した後などに、会場で流されるムービーを指します。
イメージ的には映画のエンドロールと一緒ですね。
時間にして長くても5分程度ですが、その間に先に退場したゲストのお見送りの準備をしたりします。
このエンドロールの内容としては、以下のようなタイプがあります。
①二人のプロフィールを成長記録のような形でを紹介していくムービー
②結婚式までのメイキングムービー
③ゲストに感謝のメッセージを伝えるムービー
④挙式や披露宴など当日の様子のムービー(いわゆる「撮って出し」)
どの演出も列席者をはじめプランナー・会場のスタッフなど、結婚式に関わった人たちの名前を映画のエンドロールのように流していきます。
披露宴の締めくくりになるので、全体の雰囲気を考慮して内容や曲を決めていくわけですが、
エンドロールで印象に残るのは映像よりも、むしろ曲なんですよね。
●「感動」や「泣ける」雰囲気にしたいのか
●両親やゲストへの感謝を気持ちを伝えたいのか
●二人の「幸せになります」という決意を伝えたいのか
など、テーマをしっかり決めて、それに合う曲を選曲していくことが非常に大切です。
ここからは、エンドロールにぴったりの曲の一例として、男性アーティスト・女性アーティストのそれぞれでおすすめの曲を見ていきたいと思います。
結婚式のエンドロールにぴったりな男性アーティストの曲
「The Gift」Blue
洋楽ながら、どこかで聴いたような懐かしさのある曲です。
それもそのはず、槙原敬之さんが楽曲提供をしてセルフカバーもされています。
優しいメロディーの曲も素晴らしいですが、
「贈り物とは、自分が受け取る以上に 誰かに与えてこそ得られるもの」
という歌詞が素晴らしく、大切な人への感謝を伝えるシーンにも選びたい曲です。
「愛唄」BENI
Greeeenの名曲を英語詞でカバーしています。
BENIさんが美しい歌声でしっとりとバラード調に歌い上げていて、曲調も原曲とはまた違った雰囲気です。
締めくくりを「感動」や「落ちついた」雰囲気にしたい
というのであれば、このバージョンの方がオススメです。
イングリッシュ・カバーは原曲と雰囲気が変わるだけでなく、日本語詞より歌詞の内容がダイレクトに入ってこないぶん、映像や演出に注目してもらいやすくなるというメリットもあります。
「家族になろうよ」クリス・ハート
福山雅治さんの名曲のカバーです。
原曲はCMでも使用されていて誰もが一度は聞いたことのあるサビだと思います。
歌詞も、新郎新婦のお互いへの気持ちと決意が綴られていて、結婚式にぴったりです。
原曲の福山さんの歌声も素晴らしいのですが、カバーバージョンはアレンジが豪華でBGMとしてさらに盛り上がります。
結婚式のエンドロールに使う曲で人気の曲を教えて!女性アーティスト編
「My Best OF My Life」Superfly
「今 始まる (My)best of my life」
という歌詞が、二人の出発の日である結婚式と重なり印象に残ります。
美しいピアノの伴奏から始まり、中盤以降盛り上がっていき、最後は力強く歌い上げるというドラマティックな曲調なので、
感動的でありながらも、「しんみり」というより元気がもらえるような明るい締めくくりになります。
「A Dream Is A Wish Your Heart Makes」 Q;indivi Starring Rin Oikawa
結婚式の定番になりつつあるQ;indiviの「Celebration」シリーズ。
クラシックやジブリ、ディズニーなど誰もが知っている曲を、透明感のあるボーカルと、キラキラのアレンジで可愛らしくアップテンポに仕上げています。
どの曲も結婚式にぴったりなのですが、その中でもこの曲は
映画「シンデレラ」の邦題「夢はひそかに」として有名な曲です。
実写映画化もされ、話題の「シンデレラ」ですが、ディズニーバージョンとは一味違ったアレンジで差をつけるのもおしゃれですね。
「Love Story」 テイラー・スウィフト
ロミオとジュリエットをモチーフにしながら、最後はちゃんとハッピーエンドになる曲です。
「あなたは王子様になって私はお姫様になる」
というようなロマンチックな詞がちりばめられていますが、英語なので甘くなりすぎません。
また、BGMとは直接関係ありませんが、この曲のミュージックビデオにはお姫様に扮したテイラーが舞踏会に…
という映画仕立てのようなストーリーになっており、テイラーのドレスや世界観がウェディングにぴったりなので一度観てみてみると参考になる部分があると思います。
エンドロールにぴったりの曲はここではご紹介しきれないほど、たくさんの曲がありますが、
選曲する際のポイントは全体の雰囲気と合う曲を選ぶことです。
入場から、乾杯、中座やお色直し、両親への花束贈呈などポイントで使いたい曲の一貫性は大事にしたほうが全体がちぐはぐになりません。
邦楽、洋楽、クラシックなど、必ずしも全曲統一する必要はありませんが、通して何度も聞いてみて違和感がないかを確認しておくと失敗が少なくなりますよ。